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FLYING CIRCUS

フライングサーカス

フライングサーカスはグラシュを利用した新興スカイスポーツである。競技者は専用のスーツとグラシュに着替え、縦横飛行可能領域の中を飛び回り、制限時間内までにどれだけ多くのポイントを獲得出来るかを競う。

アンチグラビトンシューズ

反重力(アンチグラビトン)を発生させるシューズ。履くことによって、全身に反重力場を纏うことが出来、自由に空を飛ぶことが出来る。主に『グラシュ』と呼ばれる。

一般用グラシュ

普段の生活で使用するグラシュ。デザインは基本的に普通の靴とあまり変わりなく靴底や踵部分にグラシュとしての機能を搭載している。

競技(試合)用グラシュ

フライングサーカスの試合で使用される専用のグラシュ。飛ぶことに特化しており、通常用のグラシュより見た目が個性的。スピーダー用、オールラウンダー用、ファイター用の三種類がある。

フライングサーカス

フライングサーカス用語解説

  • スカイウォーカー

    フライングサーカスの選手の総称。スカイウォーカーはさらに競技スタイルによって「ファイター」「オールラウンダー」「スピーダー」とタイプが分かれる。

  • セコンド

    セコンドとはヘッドセットを使って試合中の選手に、指示を出したりアドバイスをしたりするパートナー。普通のスポーツのフィールドは平面だがフライングサーカスは立体なため、360度のどこにだって対戦相手のいる可能性があり対戦相手を視界からロストしてしまうことが多いためセコンドが認められている。したがってそのもっとも基本的な役割は選手が対戦相手を見失わないように指示を出すことにある。

  • フライングスーツ

    フライングサーカス用に考えられた飛行特化スーツ。袖の部分は万が一故障等で海に落ちた際などに浮き袋になるようになっている。

  • ドッグファイト

    ドッグファイトとは、相手との背中の奪い合いであり、近接戦闘である。どちらが背中を触れられるのか、それとも一方が逃げ切るのかがFC最大の見せ場である。なお、グラシュの特徴である反重力の影響で選手に触った瞬間、双方が弾かれる仕組みとなっている。
    その為、弾く方向も試合展開に絡んでおり、試合には単純な個人の能力の他、戦略性が必要とされる。

  • スピーダー

    スピード勝負の選手。高速移動を得意として、ドッグファイトを避け、ブイにタッチすることでの得点を狙う。急な方向転換を苦手とする。初速は遅く、最高速は速い。

  • オールラウンダー

    スピーダーとファイターの中間でバランス型の選手。苦手項目がなく、状況に応じて対応出来るのが特徴。

  • ファイター

    ドッグファイト特化の選手。短距離での小刻みな動きを得意として、相手の背中にタッチすることでの得点を狙う。初速は速く、最高速は遅い。

  • 四島列島

    福留島(ふくるじま)、久奈島(くなしま)、笠松島(かさまつじま)、上通島(かみどおりじま)の大きな四島とその周囲に密集した約30の島々からなる列島。無人島が多かったが、グラシュの登場で周辺への行き来が容易になり、有人島が増えている。

  • 久奈浜学院

    久奈島に存在する島内唯一の学院。最近増築されたばかりで、屋上庭園が名物。晶也・明日香・みさき・真白が通っている。

  • 高藤学園福留島分校

    莉佳が通っている福留島に存在するフライングサーカス強豪校で、全国に分校が存在するマンモス校。フライングサーカスの設備が整っている他、大浴場等の特別施設も存在する。